■アスコルビン酸 別名:ビタミンC
強い抗酸化作用があり、メラニン色素の生成を抑える。また、コラーゲンの生成を促進させる効果も。日焼けによるシミやソバカスができるのを防ぐ。柑橘類、野菜などに含まれる。ただし、水溶性にした時点で急速に能力も失うため、化粧品には通常ビタミンC誘導体として配合されることが多い。
■アルブチン
コケモモや西洋ナシなどの植物の葉や皮から抽出される美白成分。色素細胞内でメラニン色素を合成する、チロシナーゼという酵素の働きを抑制する作用がある。日焼けによるシミやソバカスができるのを防ぐ美白化粧品に使用される。
■エラグ酸
マメ科のタラの実のサヤ部から抽出される美白成分。酸化を防ぐポリフェノール物質を含み、紫外線による色素沈着や肌のくすみを改善。チロシナーゼの働きを抑えて、メラニン色素をつくりにくくする。
■加水分解シルク
チロシナーゼの活動を抑える作用があり、メラニン色素の生成を阻止する目的で美白化粧品に使用される。また、保湿効果や皮膜形成効果にも優れる成分。皮膚や髪に対して吸着性や浸透性がよく、スキンケアからヘアケア製品まで幅広く使用。絹繊維を構成するタンパク質フィブロンを加水分解して得られる粉末。
■カミツレエキス 別名:カモミラエキス
キク科のカミツレの花から抽出されたエキス。紫外線照射により、メラニンの合成を促進するエンドセリンを抑制する効果がある。さらに、消炎作用や血行促進作用もあり、日焼けで乾燥しがちな肌をおだやかに整える目的で化粧水、乳液、入浴剤などに配合。
■コウジ酸
味噌や醤油、酒などを発酵させるときに使うコウジカビの培養液から抽出される成分。米コウジを扱う人の手が白いことから発見されたといわれる。チロシナーゼの活性を抑える作用があり、紫外線吸収剤などと組み合わせてシミ、ソバカスを防ぐ化粧品に配合。
■酵母エキス
パン酵母から抽出される。核酸、ビタミンB2、B6、アミノ酸などを豊富に含むエキス。細胞の再生を促し、肌の若返りや健康維持に欠かせない成分。とくに、保湿性とエモリエント(柔軟化)作用に優れるほか、代謝機能を活発にしてシミやくすみを防ぐ効果もある。化粧水やクリ=ムなどの基礎化粧品から美白化粧品、ヘアケア製品まで用途は広い。また、酵母は腸の働きを刺激したり、免疫力を高める効果があるので、健康食品にも利用される。
■プラセンタエキス
豚または羊の胎盤から無菌的に抽出、精製されたエキス。精製方法によって成分に違いが出るが、多種のアミノ酸類、ビタミン類、ミネラル類、コレステロールなどを含んでいる。皮膚の血行を促し、新陳代謝を活発にして、日焼けによるシミやソバカスを改善。色素沈着を防ぐ効果がある。また、保湿性や皮膚細胞の活性効果があることから、加齢による肌のトラブルを防ぐ化粧品にも使用される。
■油溶性甘草エキス
マメ科の甘草の根から抽出された油溶性のエキス。主成分のグラブリジンのチロシナーゼ抑制作用はコウジ酸などより高く、紫外線吸収作用や活性酸素抑制作用もある。とくに、ロシア産の甘草エキスは美白とともに、肌を回復させる効果が高いといわれる。
■リン酸アスコルビンMg 別名:リン酸Lーアスコルビルマグネシウム、ビタミンCリン酸マグネシウム。
安定性が高い水溶性のビタミンC誘導体。ビタミンC自体より細胞内に取り込まれやすく、細胞内ではビタミンCとして働く性質がある。日焼けによるシミ、ソバカス、肌あれに有効。肌の色つやをよくして、老化を防ぐ。また、ビタミンCには抗酸化作用があり、真皮組織の酸化や活性酸素の生成を抑制。シワやたるみを防ぐ効果もある。
■SOD:スーパーオキサイド・ディスムターゼ
「
活性酸素」は細菌や異物が体内へ進入すると食細胞(主として好中球とマクロファージ)が貧食・溶解したり生体防御上大変重要でなくてはならないですが、活性酸素が多くなりすぎると体(組織や内臓・正常細胞)を傷つけ(酸素障害)様々な病気の原因となっています。
過剰な活性酸素は他の正常組織までも溶解させ、その事が病気の90%以上に関与していると言われています。
この過剰な活性酸素を除去してくれるのが、SOD・スーパーオキサイド・ディスムターゼ/活性酸素除去酵素です。SODは体内でも生成されていますが、外的要因で活性酸素が必要以上に増えてきたりその生成能力には個人差があります。
一般的に35才位からSODが低下してくると活性酸素を押さえ込む力が弱くなり免疫メカニズムのバランスが崩れ始め、50才を過ぎる頃にはSODの生成はかなり衰えてきて老化が始まります。免疫性を高め、健康を改善維持するために、SOD(高分子抗酸化成分)及び同様の働きをする低分子抗酸化成分は健康に生きていく上で必要不可欠です。